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きのう

ある日。
さわぼうが、工作に使うというので、
アルミホイルを切って渡した。
それを見たさゆぼうが「ゆんちゃんも!」と言うので
さゆぼうにもアルミホイルを切ったものを渡した。
すると、さわぼうとさゆぼうがアルミホイルを振りながら踊りだした。
さわぼうは「うさぎのダンス」のメロディで
♪ソソラソラソラ アルミのダンス♪
と歌っていた。

またある日。
さわぼうがトイレからリビングに戻ってきたところ
さゆぼうが大きな声で「でた?」とさわぼうに訊いた。
さわぼうは慎み深い性格なので 何も答えなかった。
なので、わたしが「でたんじゃないかな、行ったからには(゚ー゚)」と、フォロー(?)を入れたところ
さわぼうは軽く立腹していた。

いま、さゆぼうにとっての過去はすべて「きのう」。
パンをこねるときなど、「手をあらっておいで」と言うと
「きのうあらった!」と答える。
昨日洗ったのでは駄目だ。
でもおそらく「さっき」の意味だと思われる。

<読み聞かせで選んだ本⑦>
イエペはぼうしがだいすき」(石亀泰郎作、文化出版局)
9784579401482
帽子が大好きな3歳のイエペくんの、ある一日の絵本。
イエペ君も、イエペ君のお家や保育園の様子も、とんでもなく可愛い。
そしてイエペ君のお父さんはとてもダンディーである。
1978年の絵本なので、いまイエペ君は30代の後半くらいと思われる。
今頃、イエペくんもお父さんみたいな大人になっているのだろうか。
「イエペさんぽにいく」という続編もあるのだが
こちらでは、夕陽に染まったイエペ君のお父さんがかっこいいので
ぜひ見てみてほしい。

写真絵本はなぜか心ひかれる。
わたしのろば ベンジャミン」(ハンス リマー、レナート オスペック作、松岡享子訳、こぐま社)もかわいい。
最初に物語があって それに沿って撮影されたものだと思うのだが、とても女の子の表情がリアルで
すごいなと思う。
77210122

それから、これは読み聞かせでは読まなかったのだが、「なおみ」(谷川俊太郎作、沢渡朔写真、福音館書店)。
Ehon16591
6歳の女の子と、等身大の日本人形「なおみ」との交流と別れ、再会を描いた本。
ひじょうに恐しい気がするのだが、とても美しい写真で、
なんとも重厚な時の流れを感じさせる絵本。
ずーんと重い気持ちになる。
そんなことも含めて心ひかれる作品である。
ときどきふと思い出し、図書館で借りている。
そして、返すときにはちょっとほっとしてしまう。

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